焼き鳥屋に、俺はなる。

最近、仕事帰りに京王線千歳烏山駅でドロリ途中下車。

焼き鳥屋さんに行くことが多くなった。

このお店の名前は「仲屋」。

冬なのに冷たい生ビールが衝撃的にうまい。

その焼き鳥屋で食べるレバーが極上にうまい。

 

俺も40歳のおじさんになった。

40位になると考えるのか、それとも俺が特別なのか?

このままの人生でいいのかと。

今の仕事は、いい給料がもらえる、世間的にも素晴らしい仕事だ。

だけども、自分には向いていないことが解っていて、15年も続けている。

このまま俺の前に引かれているレールを疑わず進んで行けば、定年という終着駅まで着くことができる。

多少、途中でレールの上に置石があったり、しっかり掴まってないと振り落とされてしまうトラブルが発生するだろうが。

 

ただ、ここ1年、何か新しい生き方を探し続けた。

何冊も本を読んで、いろいろ考えた。

どうせ扶養している家族もいない。俺1人が食べていければ十分だ。

そして、悩み、考えた末、とうとう、結論が出た。

   焼き鳥屋さんだ。