ソンさんからの教え

最近、外国人に携帯電話、Wi-Fiを販売する上野の会社に勤める「ソン」という中国人と話す機会があった。

ソンさんに教えてもらった。

今日本では、日本国民のほとんどがドコモ、KDDIソフトバンクのどこかと契約し携帯電話を使っている。

だが、ドコモの電波設備を借り、新たな会社が出てきた。

その会社は「FREETEL」

契約料金は使用量にもよるが最大3千円くらい。2年しばり無し。

安い。

 

大手3社で最新iPhoneを買うと、「高価な端末料金が2年間分割され、実質0円」

というのが一般的な売り方。

ソフトバンクで契約している俺は、端末代が安くなり「孫さんありがとう」と思ってiPhoneを使っていた。

だけど、それでもずいぶん利益が出ていたんだ。

 

携帯電話会社を変えても電話番号が変わらない、ナンバーポータビリティ制度。

俺もFREETELに換えようと思った。

だが、ここで問題が起こった。

今使っているソフトバンクiPhoneは、FREETELでは使えない。

SIMがロックされている。

 

なんて不自由なんだ。

ソンさんから教えてもらい、2年しばり、携帯会社を乗り換えた人だけが得をする制度など疑問に思う点がいまさら噴出した。

今まで特に不満なく、ソフトバンクで7年間お世話になった。

今は利用料金が解りずらいと感じる。

FREETELに替えると例の2年しばりで、違約金が発生する。

7年ソフトバンクで契約してきたが、違約金か。いろいろ窮屈だ。

まあ残念だが、ルールだから仕方ない。

たかが違約金のために、あと1年「現状維持」も馬鹿らしい。

どうなるか試しに替えてみよう。

 

まず、電話端末。

FREETELでも専用端末が販売されている。

1万円台からの安いものがある。

ただ、7年間iPhoneを使い続けてきた。

使い始めたころ、地図アプリで自分の現在地が把握できること、電話、計算機、アラーム機能、ボイスメモ、パソコン画面と同じホームページ画面、これらが小さな1台の端末に凝縮されていた。凄い。

使う人のことをよく考えてくれていて、感動した。

やっぱりiPhoneしかない。

というわけで、最近出たばかりのiPhoneSEを買いに銀座のアップルショップまで行った。

アップルストアで販売されるiPhoneはSIMフリーなのだ。

だから、わざわざアップルストアで買うんだと思った。

 

iPhoneSEは売れ行きが良くないと聞いていたが、在庫がないとのこと。

そのまま手ぶらで帰宅。

アップルのホームページから注文を入れた。

到着まで約1ヶ月かかる。

 

日本の携帯電話の販売の仕方は、大手3社の従来通りの販売方法が一般的だ。

だが、海外では端末を購入し、そのあと、どこかの通話会社と契約する方法が多いそうだ。

大手3社の販売方法は今後も粘り強く残っていくだろう。

通信の低料金化、様々な人に合わせた料金プラン。

従来の販売方法で隠され目に止まらなかったが、よく周りを見渡すと新しく便利なものを見つけることができた。